高須クリニック杯2022年5月【ボートレース江戸川】

高須クリニック杯

いざ決戦の地、江戸川へ!

新モーター(新ボート+新プロペラ)に切り替わって【2節目】の開催となる「江戸川ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯」が5月11日(水)に開幕を迎える。なお、当タイトル戦は「登録16年未満」の女子レーサーによる戦いだが、それ以外に計「13名」の「ヴィーナスOG」も参戦を予定している。

さて、初日の【12R】に実施される「江戸川選抜戦」はA1級の「6名」によって争われるが、そのメンバーは(1号艇から)遠藤エミ・浜田亜理沙・倉持莉々・長嶋万記・三浦永理・實森美祐の並びなっている。

中でも「白カポック」で登場する遠藤に江戸川ファンの視線は集中。今年3月の「大村ボートレースクラシック」で予選トップクリアを果たすと、第一関門の準優戦も「1着」で突破。そして、迎えた大一番のファイナルも男子の猛者たちを一切寄せ付けない堂々の「逃げ」で、女子選手史上初の「SG制覇」を達成。ボートレースが始まって70年余り、その「生誕の地」でもある大村において艇史にその名を刻んだ。

その遠藤、過去に江戸川では「初出場&初V」を成し遂げた2015年9月の「男女W優勝戦」から怒涛の「3連続V」を達成。当初から桁違いの「乗りっぷり」を誇り、力強いレースを連発していた。今後は直後に控える「宮島ボートレースオールスター」を初め、記念&SGロードを歩むだけに、女子戦なら仮に舟足が平凡でも、自らの「旋回力」を発揮できる「操縦性」さえ整えることができれば「優勝確率」は限りなく高い!

続いて、選抜メンバーでは当地で過去に「江戸川女王決定戦」を制している浜田・長嶋の2者が、「一人横綱」の遠藤に次ぐ「大関格」と言える存在。

まず、今期に前期の「F2休み(90日間)」を消化した浜田は出走回数不足のため、来期(7月以降)はA2級降格が確定している。それでも「スタート」がやや苦手であることを除けば、レーサーとしての「完成度」は高い。女流きっての「レース巧者」で競り強いタイプ。加えて、展開を読む目と感覚にも秀でており、1周1Mは硬軟自在に立ち回ってくる。

さらに、浜田は現在当地は「3連続優出中」と抜群の「安定感」を誇る。レースを見ている限り、男子の「江戸川巧者」とも通じる部分があり、潮の流れを勘案したミスのないレースで舟券に貢献している印象が強い。荒水面にも不安はなく、順当ならば6強入りは堅そうだ。

対する長嶋は「江戸川初制覇」を飾った2016年11月以降、当地ではV戦に乗れていないが「乗りっぷり」の良さは相変わらず。水面が多少波立っていてもガンガン握って回れているし、(タラレバの話になってしまうが)機が「鬼噴き」だった前々回(昨年6月のG3江戸川女王決定戦)は「F」に散らなければ優勝も十分可能だったはず。直近は全て男女混合戦を走って「3連続優出中」と好調なだけに、この長嶋も確実にV争いに食い込んでくることだろう。

そして、地元からは「2期連続」でのA1級を確定させている倉持が選抜戦の3枠にエントリー。以前は「攻撃力」に定評がある反面「淡泊さ」を感じさせるレースもあったが、最近はターンの精度が向上して、獲るべくレースでキッチリ着を獲れるようになった。

その倉持は「フレッシュルーキー」を務めた期間に江戸川を走り込んで難水面を攻略したが、前回戦(1月の当タイトル戦)は予選1位から準優戦を「1着」でクリアしたものの、待機行動違反で無念の「賞典除外」に…。よって、その雪辱戦となる当節は気合フル充填で「江戸川初V」にチャレンジする。

続いて、第1回の「クイーンズクライマックス」を制している三浦も、百戦錬磨の実力者。機出しに関して言えば「エンジンなり」で快速に仕上がるシーンは少ないものの、今現在も「ターン勝負一本」でしっかり勝率を稼げるタイプ。加えて、当地も直近の5節で「3優出」と水面相性はまずまずで、その「堅実さ」は評価できる。

さらに、A2級を飛び越えて初のA1級昇格を果たした實森だが、その後は勝率を大きく下げて、来期(7月以降)はB1級からの出直しとなる。それでも、デビューから約3年間を「ダッシュ一本」で戦い抜いた「スピードターン」は威力十分。当地は約3年半ぶり2回目の参戦だが、気っ風のいい攻めを繰り出してアピールしたい。

一方の予選組では、先に触れた倉持を含めて、総勢「20名」で乗り込んで来る地元の東京支部勢が「質量充実」の布陣。特に、A2級の清水沙樹・富樫麗加・中村かなえ・平田さやかの4人は期待値も大きいが、江戸川の「ダッシュ枠(6&4号艇)」から「2V」を挙げている清水の実績が最上位だ。

その清水、4号艇から優勝した前回戦(1月の当タイトル戦)は「江戸川の師匠」と全幅の信頼を寄せる佐藤大佑直伝の「伸び仕様」で「カド捲り」を炸裂させた。豪胆な攻めが魅力な反面、事故も多いのが玉に瑕だが、前期は事故率ゼロ。勝率も「6.14」と大幅に上昇させて「充実期」を迎えた「弾丸娘」は、熱く燃え滾る気持ちを上手く制御して「江戸川連覇」を目指す!

また、富樫・中村も江戸川の水面に対する思い入れは深い。過去に「F3」を経験するなど、波乱万丈な富樫は依然として不安定な「スタート」が課題だが、生命線である「乗り心地」の部分さえ整っていれば持ち味の「粘り強さ」を存分に発揮する。悲願の「江戸川初優出」へ今度こその想いだろう。(※過去に優出権利を得た2020年6月の江戸川女王決定戦のV戦は強風高波浪で中止・打ち切り。)

現在進行形で当地の「フレッシュルーキー」を務めている中村は、今期が初のA2級。現在(※4/27時点)は出場中の平和島で「A1級勝負駆け」の真っ只中と飛躍的なスピードで成長を遂げている。天性の「スタート力」に対して、大きな課題であった「旋回力」が追い付いてきた今なら、一気に「初V」を達成しても全く驚けない!

近年は5点台後半のA2級で安定している平田だが、3月の戸田で自身「2回目」の優勝を飾った。どちらかと言えば「差し」の比重が高く、派手さはないタイプだが「機力」と「相手関係」に応じて堅実に着をまとめてくる。ちなみに、江戸川は「大の苦手」と泣きが入っていた水面だが、以前に比べると大分乗れるようになってきた。

さらに、苦境から這い上がってきた藤原菜希も「激注目」の存在。A1級に定着しつつあった2年前に1年間の出場停止処分(不適格な航法)を受けた藤原。しかし、昨年6月の丸亀で戦列に復帰すると、すぐに以前と変わらぬアグレッシブなレースを展開。そして、3月の戸田で復帰後初の「V」を飾り、A2級昇格も確定させている。当地は約2年半ぶりとブランクは結構長いが荒水面もお手の物で、機力次第では「ピンラッシュ」も十分に可能だ!

その他の東京支部勢では、黒澤めぐみ・高石梨菜・渡邉真奈美・中澤宏奈・生田波美音らも「惑星候補」になり得る。この5者では「フレッシュルーキー」の経験がある渡邉は当地で優出歴があるが、水面を最も乗れるのは高石だ。攻めっぷりが良く、過去には大外からの「全速差し」で突き抜けて「10万舟」の立役者となったことも。よって、穴党ファンにとっては目が離せぬ存在になってくる。

一方、遠征組に目を転じると、宇野弥生・谷川里江・水野望美・松瀬弘美と、選抜組を含めても「東海地区勢」が東京支部に次ぐ勢力だ。

まず、「速攻派」の典型と言っていい宇野は、タイミングが速いだけでなくスタートの質も高い。自力スタイル(逃げ&捲り)のレーススタイルとあって、舟券を買う上でも狙いは絞りやすいタイプ。期末ラストの下関では、圧巻の「王道V」を飾っている。モーター次第とも言える当地だが、直近の2節は好勝負を演じた。

そして、経験値が豊富な谷川・松瀬も、江戸川との相性は◎印。特に、前回戦(1月の当タイトル戦)で当地通算10回目の優出(うち2V)を決めた谷川の水面実績は文句なし。前期は「伸び寄り」の調整にシフトして勝率も上昇。「調整手腕」に長けている谷川にとって、新機2節目の開催という点も有利に働きそうだ。

松瀬は昨年に計3節当地を走って、6月の「G3江戸川女王決定戦」でベスト6入り。男女混合戦の前回(8月の新小岩ホルモン平田杯)も後一歩で優出が狙えたほどで、昔から当地の荒水面には滅法強い。仕掛けにはムラのあるタイプだが、基本的には果敢な「捲り屋」で、内枠時よりも握っていける枠(3~5枠)の時に妙味がある。

また、水野は前期の調子の上下動が激しく、来期はB1級への陥落が決定的な状況。ただ「レディースチャンピオン」でも優出経験のある実力者で、態勢は立て直してくるはず。正直なところ、江戸川をやや苦手にしている印象だが、水面が極端に荒れなければ乗りこなすことは可能だろう。

最後に、力量的には茶谷桜・津田裕絵の2人も準優圏内には食い込んできそう。中でも「コーナー勝負」の比重が高い津田は、当地でもしぶとさを発揮して舟券への貢献度は高い。さらに、前田紗希・西岡成美の両者も相当に力を付けており、特に初のA2級昇格を決めている前田は「台風の目」になってくるかも…!?

江戸川ヴィーナスシリーズ Yes!高須クリニック杯|ボートレース江戸川
ボートレース江戸川にて2022年5月11日に開催される江戸川ヴィーナスシリーズ Yes!高須クリニック杯の特設ページです。2022年ボートレース江戸川 江戸川ヴィーナスシリーズ Yes!高須クリニック杯のレース情報をお届け致します。

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