戸田モーターボート大賞2022【戸田競艇場】

戸田モーターボート大賞

勝利を掴む航跡はどの色か?

出場メンバーの今年1月から6月15日までの年間勝率ベスト6を挙げると

・関浩哉7.91、・山田康二7.66、・吉田拡郎7.63、・上條暢嵩7.38、・吉川元浩7.30、・井口佳典7.30

と続く。

山田以外はドリーム戦メンバーで、彼らが優勝戦線の中心を担うことはほぼ間違いないだろう。

とくに関は、5月に津70周年(GⅠ)を勝ったばかり。不利枠でも大きな着を取らない自在性に磨きがかかっている。不安点は戸田実績が今ひとつという点だが、現在の充実ぶりを見れば心配無用か。また上條は3月のSGボートレースクラシックで準優勝に食い込むなど充実一途。こちらは戸田実績も高く、また走る機会も多かったので水面を手の内に入れている。

これまでの実績なら吉川(SG4冠、GⅠ20勝)と井口(SG6冠、GⅠ15勝)が断然の存在。この両ベテランがともに復調気配にあり、地力を発揮すれば当然V候補の一角を占める。

やはりSGタイトルを持つ吉田と岡崎恭裕、さらに山田や若手の上田龍星・中村晃朋らが優出ラッシュを見せて近況上々だ。岡崎のスタートの切れはさすが。上田は6月の常滑69周年(GⅠ)優勝戦で大外から3着に食い込んだばかり。特別タイトルも目の前だ。

また今シリーズには、5月のSGオールスターのファン投票でも上位に選出された藤山翔大と菅章哉も出場する。ともに超伸び型の仕上げで喝采を浴びてきたが、今節もその動きには注目度が高い。

さらに松本晶恵・鎌倉涼・大山千広と女子選手が3人参戦。大山はドリーム戦メンバーにも選ばれている。女子選手はクラシック→オールスターとSGで2節続けて優出したように勢いがあり、今や侮れない存在といえるだろう。

地元・埼玉支部からは、中澤和志と須藤博倫がドリーム戦から出動。今年好調な赤羽克也や小山勉らのほか、5000番台の新鋭である佐藤航・砂長知輝も腕試しでどこまで通用するか楽しみだ。

https://www.g2todamotorboat.jp/

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