日本モーターボート選手会会長杯2023【ボートレース下関】

日本モーターボート選手会会長杯

迅速こそ、勝利である

下関の歴史を刻む夜。下関ミッドナイトに白井英治が参戦!

ボートレース下関では5月9日から「ミッドナイトボートレース2nd 日本モーターボート選手会会長杯」が開催される。7日間シリーズの男女混合戦にA1勢からは田頭実(福岡)、白井英治(山口)、繁野谷圭介(大阪)、後藤正宗(静岡)、永井源(愛知)、江夏満(福岡)、櫻本あゆみ(群馬)、近江翔吾(香川)、澤田尚也(滋賀)が参戦。その他にも寳田亮治(福岡)、川北浩貴(滋賀)、竹田辰也(山口)、滝川真由子(長崎)、實森美祐(広島)らが登場し、ミッドナイトの下関で激戦を繰り広げる。

V争いを引っ張るのはもちろん地元の白井英治だ。下関では通算24Vというケタ違いの実績。そのなかには14年の中国地区選、17年の下関周年、20年の下関周年とG1での3Vも含まれる。今年もすでに下関を3節走って3優出1Vとさすがの走りを披露。1月の一般戦では7連勝パーフェクトVを飾っている。今節も他を圧倒するピンラッシュに期待が高まりそうだ。23年賞金王がミッドナイト初Vを狙う。

近江翔吾も楽しみだ。昨年9月にヤングダービーでG1初Vを飾った近江は、その後もコンスタントな活躍を見せて存在感を増している近況。3月のボートレースクラシックでは予選17位に入ってSG初準優出を果たすなど記念戦線でも結果を残している。下関では当地前走となる19年3月の一般戦でオール3連対Vを飾っており水面相性は良好。下関2節連続Vをめざしてミッドナイトに臨む。

田頭実も見逃せない。下関では通算5回の優勝歴。キレ味鋭い走りで何度もこの水面を沸かせてきた。田頭は前期(23年後期級別審査期間)にF2を喫してやや成績を落としたが、この下関戦は新期に切り替わった直後のためリセットされた状態で臨める。田頭らしい攻めの走りが期待できそうだ。なお田頭と近江はこの翌節にボートレースオールスター出場を控えており、SGに向けて弾みをつけたい一節でもある。

侮れないのは江夏満だ。下関通算13優出3Vと当地好相性で、18年の下関周年で優出2着に入った実績。現在下関3節連続優出中で、当地前走となる昨年12月の一般戦ではオール3連対Vを飾っている。優勝争いをかきまわす存在になってくる可能性十分だろう。

地元勢では竹田辰也にも期待したい。昨年12月に下関のG3企業杯で優勝。鮮やかな5コース差しで栄冠を射止め、当地3回目の優勝を飾ったのが記憶に新しい。竹田はその後も1月のG2徳山MB大賞で優出2着に入るなど近況好調をキープ。V争いに加わってくる力は十分だ。

その他では下関4Vの実績を持つ後藤正宗や、昨年12月の下関周年で予選7位の好走を見せた永井源、4月の浜名湖戦でオール3連対Vを飾るなど好調な澤田尚也、07年~15年に下関6節連続優出をマークしたこともある川北浩貴、昨年9月に若松ミッドナイトレースで優勝した寳田亮治らに注目したいところ。女子レーサーではスピード戦が魅力の櫻本あゆみや、昨年レディースチャンピオンで優勝戦1号艇に乗った實森美祐、15年レディースチャンピオン覇者の滝川真由子らが楽しみだ。

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