モーターボート大賞2021について【ボートレース尼崎】

モーターボート大賞

インプールをぶち破れ!まくってちょ~うだい!

夏のセンタープールに巧腕集結!

尼崎G2決戦を制するのだは誰だ!

ボートレース尼崎で7月27日から「G2尼崎モーターボート大賞 ~まくってちょーうだい!!~」が開催される。A1級26人、A2級25人が参戦予定。夏のセンタープールで激戦を繰り広げる。またこの節は来年7月に尼崎で開催されることが決まったSGオーシャンカップの選考対象レースのひとつでもある。誰が優勝戦へ勝ち上がって選考ポイントを獲得するのかも注目したい。

V候補の筆頭格は井口佳典(三重)か。尼崎では記念5優出1Vの実績。12年に尼崎オーシャンカップでSGタイトルを手にしている。まずは初日12Rドリーム戦1号艇できっちり勝ち切って流れをつかみたい。

対抗一番手は深谷知博(静岡)か。4月津周年と5月平和島周年でともに優出6着。ボートレース甲子園でFを切ったが、尼崎では17年にルーキーシリーズで優勝した経験を持つ。

深川真二(佐賀)も見逃せない。前期勝率7.91は今節出場メンバーのなかでトップの数字だ。尼崎は通算3Vと相性上々。19年の尼崎G3企業杯で11戦9勝のオール2連対Vを飾ったのも記憶に新しい。

佐賀勢では上野真之介(佐賀)も楽しみだ。18年の尼崎周年で優出3着に入った実績。今年1月の尼崎周年でも予選4位(準優3着)の好走を見せていた。昨年の尼崎MB大賞では準優4着に終わっただけに今年は優出を果たしたい。

秋山直之(群馬)は5月の若松ボートレースオールスターで優出5着の活躍。11年グラチャン以来となる約10年ぶりのSG優出を果たして健在ぶりを見せつけた。尼崎では当地前走となる昨年11月の一般戦で優勝したばかり。スピードターンで魅了するのか。

尼崎巧者といえば石渡鉄兵(東京)を忘れてはいけない。尼崎通算15優出7Vという抜群の実績。当地7Vは今節出場の遠征勢のなかでは最多になる。今年4コース1着率43%をマークするなどセンター戦に強いだけに、尼崎センタープールは持ち味を発揮できる水面だろう。

今節のサブタイトル「まくってちょーうだい!!」という点からは藤山翔大(大阪)が注目だ。今年1着54本のうち実に29本(54%)をまくりでマーク。伸び足を強烈に仕上げて速攻を仕掛けるスタイルで、今年18節走って12優出3Vと大暴れしている。これまでG1・G2は5節走って準優出1回、優出ゼロ。唯一の準優出は昨年の尼崎MB大賞でマークしており、今年はG2初優出を狙いたい。

そのほかでは02年尼崎オールスター覇者の西島義則(広島)や、07年に尼崎周年で優勝している辻栄蔵(広島)、19年の尼崎MB大賞で優出5着の実績がある佐藤翼(埼玉)、16年尼崎ルーキーシリーズ覇者の島村隆幸(徳島)、今年3月に尼崎一般戦で優勝したばかりの上村純一(群馬)らに注目したい。

そして地元の兵庫支部からは白石健、山本隆幸、吉田俊彦、尾嶋一広、木村亮太、柳内敬太、和田拓也、加藤翔馬が参戦。好メンバーで遠征勢を迎え撃つ。

白石は今年2月の尼崎一般戦で優勝しており当地連続Vを狙う一節に。山本は6月から3節連続優出と近況リズムを上げているだけに楽しみだ。柳内はこれがG2以上のレース初出場になる。

地元勢で特に期待がかかるのは吉田か。3月の尼崎G3企業杯でオール3連対Vの圧勝劇。今年尼崎を3節走って3優出1Vとさすがの強さを見せている。当地でのG2以上のタイトルはまだ10年尼崎周年だけしか取れていないだけに、今節は優勝を狙いたいところだ。

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