ムーンライトプリンセス決定戦2024【ボートレース蒲郡】

ムーンライトプリンセス決定戦

ガマポ2周年記念マクール杯争奪

2023年は蒲郡レディース4部作と題し、GⅡレディースオールスターを始め半年間で4回のオール女子戦が開催されました。今年もこれから半年間に3回のオール女子戦が実施されます。しかも年末には女子レーサーの頂点を決めるPGⅠクイーンズクライマックスが開催されます。今回はヴィーナスシリーズですが、魅力のあるレーサーが集結して注目の一戦です。

なお、ドリームメンバーの小野生奈、平高奈菜、渡邉優美、高田ひかる、川野芽唯、大瀧明日香は別コーナーを設けています。

ドリームメンバーに負けず劣らずの6選手

今シリーズは豪華メンバーが集結したため、ダブルドリーム戦の実施が検討されたほど。そんなドリームメンバーに負けず劣らずの面々からご紹介いたします。

GⅠ2Vの日高逸子は、2005年の第18回レディースチャンピオン(大村)を4カドまくりで優勝。2014年には第3回クイーンズクライマックス(住之江)をイン逃げで制しています。また、GⅠ昇格前になりますが、1989年には第2回レディースチャンピオン(多摩川)を7戦全勝パーフェクトVの偉業を成し遂げています。近年はA1級ボーダーに届かないシーズンもありますが、ボートレースへの情熱は衰え知らず。熟練されたハンドルさばきに必見です。

2016年(第5回)と2018年(第7回)の2回、どちらも平和島でクイーンズクライマックスを制したのが松本晶恵。2024年前期級別審査では前期F2の影響が出てしまい約10年ぶりにB1級に陥落してしまいましたが、ジワジワっと本領を発揮し始めました。当地は前回の2023年3月GⅢオールレディースでフライングを起こしてしまいましたが、7優出1V(2020年3月GⅢオールレディース)のようにアウェー感はありません。

GⅠウィナーと言えば今井美亜もその一人。2019年の第8回クイーンズクライマックス(徳山)では3コースからのまくり差しでティアラをかぶりました。ところが、その期にF2となり、その後もフライングとは縁が切れずにどん底を経験しましたが、ようやく立ち直りました。約5年ぶりの優勝を待ちわびているファンも多いことでしょう。

地元のエールを受けるのが宇野弥生。今回のドリーム戦は勝率面で勝る大瀧明日香が選出されましたが、賞金面では宇野の方が上です。今年は2月の戸田ヴィーナスシリーズを3コースからまくって優勝。7月の津GⅢオールレディースでは2コースから高田ひかるを差し切りました。9月15日現在でクイーンズクライマックス出場順位は9番目。賞金を上積みさせたいのは山々ですが、GⅡレディースチャレンジカップのあっせんが決まるまでは勇み足が厳禁なのは百も承知です。今が一番苦しい時ですが、乗り越えて年末の大舞台へ進めて欲しいです。

中谷朋子はリズムがかみ合った時は7点勝率を残す反面、前期はA2級と好不調の波が大きい傾向にあります。今期はちょうど真ん中の6点台半ばで推移しています。気迫を全面に押し出した走りで魅了します。

7月から初のA1級に昇格したのが関野文。2期続けてA1級をキープすることが出来るのかが焦点ですが、9月15日現在で6.31と好位置に付けています。優勝戦には14回も乗っていますが、まだVゴールは決めていないだけに、その瞬間が待たれます。

20代で飛躍中の7選手

20代の出場選手で9月15日現在、最も勝率を稼いでいるのが野田彩加(6.08)。毎期、着実に力を付け、前期の4.78から大きくジャンプアップしています。出走回数も70走を超えているだけに初のA2級昇格は有力です。まだ優出経験がないだけに、準優勝戦の壁をぶち破れるかがポイントでしょう。

2番目は勝浦真帆(6.01)。19歳の時にデビューしていることもあり20代にしてはキャリアを積んでいます。これまでは5.15が自己ベストでしたが、ようやくあのスタート力が生きてきました。今期は大きく脱皮するかもしれません。

3番目は山口真喜子(5.79)。同期(126期)の野田彩加に勝率面は先行されていますが、大村で2回、徳山で1回の優出歴を残しています。

4番目は湯淺紀香(5.24)。今年8月の平和島GⅢオールレディースでは初の優勝戦(6着)を経験。この時点では5.33まで上げていただけに初のA2級も視野に入りました。前期の3.84を思えば大躍進中です。

5番目の高憧四季(5.05)はA1歴もあれば、優勝歴もある実力者。少し遠回りはしましたが、これからでも女子の頂点を狙える逸材です。

6番目は平川香織(5.04)。3期連続でA2級のボーダーをクリアしていますが、今期は期始めのフライングが影響して伸び悩んでいます。

ラストは坂野さくらを推奨します。勝率こそ4.46と横ばいですが、今年7月に当地を走った時のレースっぷりに見どころがありました。練習を積んでコーナー力を磨いています。師匠の今井美亜と同時あっせんは心強いでしょう。

その他にも注目レーサーが目白押し

何と言っても注目は倉持莉々でしょう。2023年7月のGⅡボートレース甲子園(尼崎)を最後に産休に入っていましたが、2024年10月11日からの平和島で復帰する予定です。当地のヴィーナスシリーズは2節目になります。倉持は産休直前のボートレースオールスター(芦屋)でSG初優出。3着でゴールして銅メダルを獲得しました。女子レーサーは産休後に強くなるケースが多くさらなる躍進に期待が高まります。

豊田結はここから復帰予定。2023年1月の鳴門GⅢオールレディース以来、約1年9カ月ぶりの実戦になります。

地元の愛知支部からは大瀧明日香、宇野弥生の他にも水野望美、石原凪紗、羽田妃希、井澤聖奈がエントリー。総勢6名が迎え撃ちます。特に水野は今年5月の鳴門で優出4着、今期勝率も5.90と復調ムード。元気いっぱいの走りを魅せてくれることでしょう。

今年8月の徳山ヴィーナスシリーズで約2年5カ月ぶりの優勝を飾った佐々木裕美も舟券作戦には欠かせない一人。他にも原加央理、伊藤玲奈、北村寧々、加藤奈月、奥村明日香、前原哉、大石真央、大澤真菜、宮崎安奈、門田栞、福山恵里奈、金子七海、滝沢織寧、川原愛未、長尾萌加、石丸小槙はB級ですが、舟券に絡むと好配当のシーンも考えられます。

最後に9月15日現在で水神祭(1着ゴール)を挙げていないのが嶋田有里、三嶌こころ、岩崎麗子、井澤の4選手。嶋田は前期に2着が3回、今期に入って5回もあります。デビューから2年が経過しているだけに達成させたい思いは強いでしょう。

三嶌は今期2着が3回、3着が4回とちょくちょく舟券に貢献。今年9月の常滑ヴィーナスシリーズでは2・3着が2回ずつと成長しています。岩崎と井澤は多くの経験を積んで力を付けたいところです。

ガマポ2周年記念マクール杯争奪ヴィーナスシリーズ第15戦ムーンライトプリンセス決定戦(2024)|BOAT RACE蒲郡 Official Site
BOAT RACE蒲郡で開催する「ガマポ2周年記念マクール杯争奪ヴィーナスシリーズ第15戦ムーンライトプリンセス決定戦」に関連する情報を掲載しています。

イベントファンサービス

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2024年9月20日~9月29日まで蒲郡ムーンライトポイントクラブで実施した「第1回ガマポファン投票選抜出場選手投票」につきまして、多くのご投票をいただきありがとうございました。

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口コミ

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