秩父宮妃記念杯2023【ボートレース琵琶湖】

秩父宮妃記念杯

早春びわこを彩る、優雅な舞い。

瓜生、西山、峰ら参戦の超豪華G2!

びわこ伝統の一戦が春到来を告げる!

ボートレースびわこでは3月10日から「G2秩父宮妃記念杯」が開催される。春間近の湖都にA1級25人、A2級25人が参戦予定。66回目を迎えるびわこ伝統の一戦で熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる。

V争いを引っ張るのは福岡支部勢か。瓜生正義(福岡)、西山貴浩(福岡)、篠崎仁志(福岡)など強力なメンバーがそろっている。瓜生は今年に入って1月の若松周年で優出6着、2月の九州地区選で優出2着とすでにG1優出2回をマークする充実ぶり。西山も1月の大村一般戦と2月の下関男女ダブル戦で優勝するなど近況調子を上げている。篠崎も1月の若松周年で優出5着に入るなどリズム上々だ。

ただこの3人には意外な共通点がある。瓜生はびわこ通算7優出0Vで、まだ優勝歴がない水面は戸田、浜名湖、びわこの3場だけ。西山はびわこ通算4優出0Vで、20年びわこ周年では優勝戦1号艇で3着に敗れた苦い経験がある。篠崎はびわこを過去4節走って通算0優出0Vだ。3人いずれも”びわこ優勝ゼロ”。当地初Vをめざす戦いに注目したい。

坪井康晴(静岡)、山本隆幸(兵庫)、湯川浩司(大阪)も楽しみだ。この3人の共通点は”秩父宮妃記念杯覇者”。坪井は05年、山本は17年、湯川は20年に秩父宮妃記念杯のタイトルを取っている。坪井はびわこ通算9優出2Vの実績があり、21年のびわこ周年で優出2着に入ったのも記憶に新しいところ。山本はびわこ通算12優出3Vと当地相性抜群だ。湯川はびわこ通算7優出4Vで、16年にはびわこ周年でも制覇している。びわこ巧者の3人が今回もV争いをにぎわすのか。

峰竜太(佐賀)もびわこ記念タイトルホルダー。21年にびわこ周年で優勝している。峰は昨年8月のびわこ一般戦でもオール2連対Vを飾っており当地2節連続優勝中だ。今年に入って記念戦線に復帰した峰だが、1月の若松周年では準優敗退、2月の九州地区選では負傷帰郷とまだ結果を残せていない。ファンの期待に応えるためにも好相性のびわこで大暴れしたい。

その他の遠征勢ではびわこ2Vの実績がある平本真之(愛知)や、20年びわこヤングダービーで優勝戦1号艇に乗った上田龍星(大阪)、2月の四国地区選で優出した森高一真(香川)と中田元泰(香川)、今期勝率7.52と近況好調な大池佑来(東京)、1月の江戸川戦で優勝するなどベテラン健在の西島義則(広島)らに注目したいところ。また平山智加(香川)、大山千広(福岡)、土屋南(岡山)の女子レーサー3人にも期待したい。

迎え撃つ地元の滋賀支部からは吉川昭男、深井利寿、君島秀三、谷川祐一、木村仁紀、松山将吾、澤田尚也、中島秀治が参戦。19年に秩父宮妃記念杯で優勝した吉川をはじめ、びわこG1優出2回の君島、今期勝率6.53で4期ぶりのA1級復帰が狙えそうな谷川、23年トップルーキーの澤田、23年びわこフレッシュルーキーの中島らがどんな走りを見せるのか目が離せない。

BOATRACEびわこ GII秩父宮妃記念杯

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