天下統一への道。さぁ、出陣だ。
東海地区選手権は静岡、愛知、三重の3県4場の決戦で、浜名湖の静岡勢はSGホルダー8人を擁し東海地区ではNo.1の実績。しかし直近10年の静岡勢の優勝者は徳増秀樹と菊地孝平の2人しかおらず、地元勢の優勝意識は高い。4年前に浜名湖で優勝したのは菊地で「ようやく優勝できた」と地区選初Vを喜んだ。11月のチャレンジカップを優勝しSG2冠に輝く深谷知博もまだ地区選Vがなく、今回は地元戦だけに気合が入る。今年の正月戦では5コースから捲り差して優勝、最もVに近いだろう。昨年GⅠ初Vを決めた河合佑樹も地元で地区選初Vを飾りたい。しかし地元では力が入りすぎてしまうのは難だ。
初GⅠ奪取へ燃えるのは横澤剛治と谷野錬志の2人に期待がかかる。地元開催となれば優勝争いにも加わるだろう。
11月の浜名湖69周年で優勝戦①号艇へ勝ち上がりながら、5コース今垣光太郎に捲られ③着と敗れた坪井康晴は地区選Vこそあるものの、前回の悔しさを晴らすべく雪辱ムードだ。
そして今最も悔しい想いにあるのは菊地孝平で、メモリアル、ダービーと優勝戦①号艇で敗れ、グランプリも優勝戦①号艇のチャンスを不良航法でフイにした。正月の地元戦も優勝戦①号艇で敗れ、ここは何としても巻き返しのチャンス。4年ぶりの東海王者も十分ありそうだ。
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