静岡県知事杯争奪戦
波乱の幕切れだったSGメモリアルから季節を秋に移し、再び全国の強豪が浜名湖に集結する。
年末の大一番、SGグランプリを目指して重要なG1開催だ。
V戦線をリードするのは、初日と2日目に組まれているドリームメンバーの12名。
初日「富士山ドリーム戦」の中心を担うのは瓜生正義だ。
今年は14節のSG、G1に出場し、予選突破が9節と安定したパフォーマンスを見せている。
ただ、優勝はなく9月20日時点での賞金ランキングはグランプリ勝負駆けの17位。
前年覇者として、なんとしてもグランプリ出場は外せない。
立ちはだかるのは、賞金ランキング11位の桐生順平と14位の中島孝平。
りょうしゃともグランプリ制覇歴があり、タイトル奪還に燃えている。
2日目の「浜名湖ドリーム戦」の主役は馬場貴也。
3月に下関、4月に戸田の周年記念を制覇して春は大暴れ。
その後もボート界屈指のターン力で賞金ランキングは4位をキープ。
自身初となるトライアル2ndからの出場に照準を合わせている。
地元勢で注目を集めるのは、SGメモリアルに選出された坪井康晴と深谷知博だが、静岡支部は層が厚い。
服部幸男は浜名湖通算37Vと当地成績は圧倒的。
近況は9月に当地で通算101Vを達成して充実している。
笠原亮は昨年10月に戦列に復帰。
2022年後期適用勝率では7.12をマークして、ケガをする前と変わらないアベレージを残した。
スピードターンで完全復活をアピール。
また1月尼崎でG1初タイトルを手に入れた河合佑樹、ベテランの大場敏、佐々木康幸、重野哲之、スピード勝負の原豊土。谷野錬志もホームプールで気合が入っている。
浜名湖と言えば、ダービー2Vの守田俊介も忘れてはいけない。
デビューからの当地通算勝率は7.53で、浜名湖とは好相性。
大得意の当地で新期一発目を幸先良くスタートさせたい。
他では、若手ながら記念ロードを渡り歩んでいる羽野直也、今年7Vと波に乗っている新開航、まだまだ元気いっぱいのベテラン、今垣光太郎や前本泰和からも目が離せない。
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