ボートレースダービー2023【ボートレース蒲郡】

ボートレースダービー

秋の夜長に、歴史は生まれる。

1位の馬場、4位の池田、5位の羽野、6位の茅原、10位の毒島、11位の峰は割愛させていただきます。

2位の石野貴之は5月の芦屋オールスターを制してSG10冠を達成。現役最多である王者・松井繁の12Vに迫って来ました。石野の強みは、エンジンを強烈に引き出し、そのセッティングで乗りこなすことでしょう。そして、ゾーンに入った時は高確率でVをもぎ取ります。

3位の磯部誠は、6月の徳山グランドチャンピオンで念願のSGタイトルをゲット。続く児島オーシャンカップではSG連続Vが目前でしたが、惜しくも準Vでした。昨年の大村グランプリ3着で意識が変わり、今では押しも押されもせぬ愛知の代表選手に成長。これから5年間が黄金期でしょう。地元で躍動する姿が目に浮かびます。

7位の桐生順平は、関東ダブルエースの一人。ハイクオリティーのターンテクニックで1月の若松GⅠ周年、6月の戸田GⅠ周年をどちらも得点率トップで優勝しました。当地はGⅠ62周年記念やGⅢイースタンヤングなど通算3Vを飾っています。

9位の濱野谷憲吾は、今年11優出3優勝。グレードに関わらずファイナルへ駒を進めるノウハウを持っています。11月には50歳のバースデーを迎えますが、スピードや判断力に衰えはなく、むしろ進化を続けています。

12位の深谷知博は、グランプリのファイナリストとして優先出場。昨年の鳴門チャレンジカップでは6コースからまくり差し、2マーク差しと機敏なコーナーワークで2つ目の勲章を手に入れました。かつては蒲郡に苦手意識がありましたが、地力アップと共に克服しています。

13位の島村隆幸は、ダービー初出場。今春は7連続優出6優勝と破竹の勢いを見せました。その内の2つはGⅠでの勲章。宮島周年を2コースまくり、児島周年はインから堂々と押し切りました。

14位の中島孝平は、今年11優出2優勝。3月の三国GⅠ周年ではインから逃げて今垣光太郎とワン・ツーフィニッシュを飾りました。展開を読む力と大崩れしない巧腕ハンドルは超安定銘柄の一人です。

15位の宮地元輝は、昨年のグランプリシリーズでSG初制覇。毒島誠のイン戦を破ったまくり差しが必殺技です。当地は2019年のGⅠ64周年以来約4年ぶりですが、地力強化の今なら問題はないでしょう。

16位の平本真之は、昨年は最後まで浮上のきっかけをつかめず優勝回数はゼロに終わりましたが、今年は3月のびわこGⅡ戦を含む4Vと気を吐いています。当地のSGはチャレンジカップ(4着)、メモリアル(2着)と連続優出中。今度は表彰台の真ん中だけを目指して挑みます。

17位の前田将太は、1月の江戸川GⅠ周年を2コース抜きで優勝。2021年の福岡GⅠ周年に続く通算2度目のGⅠ優勝劇でした。他にも一般戦を5Vと調子はまずまず。初のグランプリ出場へ燃えています。

18位の吉田拡郎は、6月の当地GⅠ68周年記念のチャンプ。かつては「蒲郡は24場で一番苦手なレース場」と発言していましたが、どん底から這い上がり克服したことは値打ちがあります。丸亀オーシャンカップを獲った2014年以来のグランプリ出場を目指します。

19位の重成一人は、先の福岡メモリアルで優出3着。得点率トップ通過での結果だけに満足はしていないでしょうが、改めてSGVの可能性をアピールしました。マスターズ世代に突入しましたが、俊敏なターンは健在です。

20位の篠崎元志は、蒲郡とは相思相愛の関係性。峰竜太とのデッドヒートを演じた2015年のメモリアル、5カ月の休み明けでコンディションが万全ではない中で優出(2着)した2018年ダービーは語り草です。伝説の第3章へ向け、気持ちを高めて参戦します。

21位の井口佳典は、蒲郡で16優出5優勝。53、63周年記念のタイトルも持っています。スタートの難しい当地でも、キレ味鋭い踏み込みでレースメイク。ピット離れの裏技も兼備しています。2年ほど走っていませんが、ブランクにはならないでしょう。

22位の原田幸哉は、昨年のグランプリ優出者(4着)として優先出場。今年はGⅠ九州地区選手権こそ優出(6着)しましたが、SG、GⅠ戦線で苦戦していました。そんな状況を打破するかのように福岡メモリアルでは優出(4着)。反撃ののろしを上げました。一番練習をしたかつての地元プールで奮起します。

24位の山田康二は、今年11優出4V。5月の芦屋オールスターでは、4度目のSGファイナリストに名を連ねました。蒲郡は月またぎの4月、6月のGⅠ68周年記念に参戦した時にダービーをイメージして走っていました。成果に注目です。

25位の吉川元浩は、GⅠ68周年に続き、7月の初下ろしシリーズにも登場。どちらも凡エンジンでしたが、水準以上を引き出していました。今度はメーカー機を手にして5度目のSGVを狙います。

28位の赤岩善生は、蒲郡で通算26Vを挙げ歴代最多です。GⅠも2勝していますが、SGは2着(2011年オーシャンカップ)止まり。蒲郡最強男を名乗るにはどうしても欲しいタイトルだけに、今節はメイチ勝負を敢行するでしょう。

30位の片岡雅裕は、グランプリを優出(6着)して優先出場権を獲得しました。昨年は浜名湖メモリアル、今年は尼崎GⅡ全国ボートレース甲子園と夏の活躍が目立ちますが、チャレンジカップで2優出しており、秋になってもパフォーマンスは落ちません。

31位の寺田祥は、3月の芦屋GⅠ周年で終盤3連勝のVゴール。この内容が素晴らしく、予選ラスト走が6コースまくり差し、準優勝戦は4コースまくり、最後が4コースまくり差しと決定力の高さを見せつけました。ダッシュからの一発に警戒です。

33位の佐藤翼は、埼玉を代表する選手に成長。同期の磯部誠がSGVを果たしたことで、次は俺の番だと胸に秘めていることでしょう。蒲郡はデビュー初Vの水面です。

35位以下の選手は優勝がベストですが、チャレンジカップでラスト勝負をするためにも、ひとまず34位以内を目指します。(F休みなどがあるためボーダーは下がるかもしれませんが、34位以内に入れば当確です。)

35位の田中信一郎は、今年12優出4V。50代になってもキレ味に衰えはありません。チャレンジカップは相性のいい三国開催だけに、何が何でも生き残りたいところです。

チャレンジカップと言えば、37位の今垣光太郎は出場しない訳にはいかないでしょう。蒲郡はデビュー初VやSG2Vなど、思い出に事欠きません。昨年も2Vを挙げており、当地での強さは色あせていません。

38位の関浩哉は、すっかり記念レギュラーに定着。7月の尼崎GⅡボートレース甲子園までは順調な航跡を描いていましたが、8月の住之江一般戦でフライングを切ってからは精彩を欠いています。それでも、蒲郡は昨年、今年と連続でGⅠ周年記念のファイナルへ進出。調整に関しては手の内に入れています。

39位の西村拓也は、今年12優出4V。過去にGⅡ以上の優勝戦に15回駒を進め、優勝こそありませんが7度も舟券に貢献しています。善戦止まりのキャラクターを一新してタイトル奪取に燃えます。

40位の岡崎恭裕は、「今年は地元の2つで勝負」と芦屋オールスターと福岡メモリアルを大目標に掲げていましたが、どちらも準優入りを果たせませんでした。今節のダービーは、その悔しさを晴らしにやって来ることでしょう。当地は2020年チャレンジカップ2着や一般戦2Vなど、相性は悪くありません。

44位の中田竜太は、ダービー選考期間のラスト節が蒲郡でした。連日の好ファイトが実を結び51位で滑り込み。当地は2017年にヤングダービーを制覇。縁のあるレース場でハッスルすることでしょう。

46位の徳増秀樹は、「蒲郡は自分の中では24場で一番調整が難しい」と話しますが、それでも5Vを挙げているところはさすがのひと言です。

47位の山口剛は、グランプリのトライアルで勇み足。ペナルティーとして一般戦回りを余儀なくされましたが、8月のメモリアルから復帰しました。昨年はSG4優出と勝ち上がる秘訣を知っています。

48位の山崎郡は、まだGⅠタイトルをゲットしていませんが、きっぷのいい攻めで2年連続のオールスター選出。ファンの支持を集めています。また、10月8日から12日の当地5日制にあっせんが入ったことは大きなアドバンテージになるでしょう。

50位~100位は、菊地孝平を始め、岩瀬裕亮、長嶋万記、長田頼宗、谷野錬志、新開航、渡邉優美の7選手。今年序盤の菊地は3月の芦屋GⅠ周年でスリットオーバーなど、リズムに乗り切れませんでしたが、F休み明け後の徳山グランドチャンピオンからは復調ムードです。
 
岩瀬は地元ダービーを今年最大の目標として照準を合わせて来ました。出場が目的ではなく、念願のSGVへ強い気持ちで臨みます。

長嶋は2月に行われたレディースオールスターで女子4大競走を初制覇。改めて当地との相性をアピールしました。児島オーシャンカップでは、SGで自身2度目の予選をクリア。今度こそファイナリストへ名を連ねたい思いです。

長田、谷野、新開、渡邉はうれしいダービー初出場。長田はSGやGⅠを勝っているだけに、意外な印象を受けます。舟券の急所になりそうな谷野、昨年は10V、今年も4Vを挙げている新開、予備1位から繰り上がった渡邉がチャレンジャースピリットを全開にして乗り込んで来ます。

100位以降の9選手も、バラエティーに富んだ実力者がエントリーしています。コース取りのカギを握りそうな西島義則、江口晃生、深川真二。ここがSG復帰戦となる新田雄史、当地GⅠ2優勝の笠原亮らSGウィナーが個性を最大限に発揮するでしょう。

ダービー初出場を決めた吉田裕平、青木玄太、大峯豊、高橋竜矢も高いハードルを越えて来た面々。侮れない存在です。

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